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2021年度日本肝臓学会肝がん撲滅運動市民公開講座

日野啓輔教授

川中美和准教授

富山恭行講師

山内幸香・管理栄養士

「生活習慣の改善による肝がん予防と肝がん治療の進歩」

日野 啓輔
川崎医科大学 肝胆膵内科学 教授
川崎医科大学附属病院 肝・胆・膵内科 部長

 肝がん撲滅運動市民公開講座は日本肝臓学会主催のもと都道県単位で毎年開催されています。コロナ感染の拡大に伴い今年も昨年に引き続き、WEBでの開催となっています。本邦では肝臓がんは男女合わせたがん死亡数の第5位を占める重要な疾患のひとつです。これまでは肝がんの原因の7-8割は肝炎ウイルス感染に起因していましたが、最近のウイルス性肝炎治療の進歩に伴い、肝がんの原因も肝炎ウイルスに起因しない割合が50%を超えようとしています。肝臓は代謝の中心臓器ですから、現在の肝がんの原因は代謝異常に基づくものが多くなっており、具体的にいえば飲酒や過食・運動不足に伴う肥満、脂肪肝が肝がんの危険因子といえます。このWEB市民公開講座では3人の先生になぜ脂肪肝になるのか、脂肪肝はなぜ肝がんへと進行するのかについて生活習慣と絡めてご説明いただくとともに、現在飛躍的な進歩を遂げている肝がんの治療についてわかりやすく講演していただくことにしています。皆様におかれましてはこのWEB講演会が肝がんにならないための重要なヒントとなりますことを祈念しています。

脂肪肝の人は注意~糖尿病や心筋梗塞、肝臓癌との関係~

川中 美和
川崎医科大学 総合内科学2 准教授
川崎医科大学総合医療センター 内科 副部長

 脂肪肝は非常に多い病気です。脂肪肝は肝臓だけでなく、全身の病気と関わりがあり、糖尿病や高血圧、コレステロールが高い人に多いです。脂肪肝のある人はない人に比べ生命予後が悪く、心筋梗塞、悪性腫瘍、肝硬変、肝臓がんが原因となります。どのような脂肪肝の人が危険か知ることが大切です。

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新時代を迎えた肝がん治療の進歩

富山 恭行
川崎医科大学 肝胆膵内科学 講師
川崎医科大学附属病院 肝・胆・膵内科 医長

 これまで肝がんの代表的な治療は肝切除術、穿刺焼灼術、経カテーテル的動脈塞栓術でしたが、近年薬物療法が著しく進歩しました。現在の薬物療法の中心は、免疫チェックポイント阻害薬と血管新生阻害薬の併用療法で、既存治療との組み合わせ等により、肝がんの根治が目指せる時代になりました。

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肝がんにならないために~食事の基本と体重管理

山内 幸香
川崎医科大学附属病院 栄養部 管理栄養士

 肝臓がんの要因の一つに肥満がありますが、肥満と対照的な低体重にも気を付ける必要があります。体重調整を行うためには、日々の食生活を見直して改善させることが重要となります。

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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年11月01日 更新)

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