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県医師会館で夜間接種始まる 毎週木、金曜に実施 機会増狙う

県が夜間に設けた会場でワクチン接種を受ける利用者

 岡山県は4日、12歳以上の県内在住者を対象に新型コロナウイルスワクチンの夜間集団接種を県医師会館(岡山市北区駅元町)で始めた。働く世代や若者への接種機会を増やす狙いで、県が夜間接種をするのは初めて。12月17日までの毎週木、金曜午後7時半~9時に実施する。

 JR岡山駅近くの接種会場にはこの日、仕事帰りの会社員や通学で駅を利用する学生ら約120人が足を運んだ。予診票のチェックを済ませた後、看護師から接種を受けた。

 岡山市中区の男性(60)は「日中は親の介護などがあって、なかなか予約を入れられなかった。夜なら家に他の家族もいるので都合が付きやすい。助かります」と話した。

 使用ワクチンは米ファイザー製で、1日最大120人(11月25、26日は各240人)に接種する。1回目は11月中に接種を受ける必要がある。県のインターネット共通予約システムか、県ワクチン対策室に電話(086―226―7962)で予約する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年11月04日 更新)

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