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岡山県 コロナ新規感染者数4割減 関連指標6項目全て改善

 岡山県は26日、県内の直近1週間(18~24日)の新型コロナウイルス感染状況を発表した。新規感染者数は37人と前週(11~17日、65人)から約4割減少し、関連の指標は6項目全てで改善した。

 新規感染者の減少は2週連続。10万人当たりの感染者数は全国の中では高い水準にあるものの、22日には140日ぶりに感染者ゼロとなるなど落ち着きを見せている。

 指標では、医療機関の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率が2・8ポイント減の4・1%、重症者用は2・9ポイント減の1・5%。10万人当たりの療養者数は1・16ポイント減の3・28人、感染経路不明割合は3・4ポイント減の13・5%となった。

 感染者のうちワクチン未接種者は約6割に当たる23人。2回接種完了後のブレークスルー感染は10人だった。

 県新型コロナ対策室は「ワクチンを打っていても感染する人が一定数出ている。油断せずにマスクの着用や手指の消毒といった基本的な対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年11月26日 更新)

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