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糖尿病予防と治療考える 岡山でシンポ

糖尿病の予防や治療についての講演が行われたシンポジウム

 糖尿病の予防と治療について考える「糖尿病シンポジウムin岡山」(日本糖尿病協会県支部など主催、山陽新聞社共催)が10日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターであり、患者や家族ら約600人が病気への理解を深めた。

 川崎医科大糖尿病・代謝・内分泌内科学の加来浩平教授と、岡山大大学院医歯薬学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学の槇野博史教授が講師を担当。日本人は元来糖尿病になりやすく、生活様式が変化した戦後から患者が急増した点や、健康な人に比べて患者は10年以上寿命が短くなることを説明した。

 加来教授は「一度糖尿病になると、長くつきあうしかない」と強調。予防のため、余分なエネルギー摂取の抑制、週3日20分程度の有酸素運動など生活習慣の改善を訴えた。

 栄養バランスのとれた糖尿病食の紹介や、予防に役立つ簡易運動の実演もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月11日 更新)

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