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シーガルズ体操楽しんで 選手ら出演、動画で紹介 万成病院

「シーガルズ体操」の動画の一場面

「シーガルズ体操」づくりに関わった人たち。左から藤川信・万成病院リハビリテーション課長、岡山シーガルズ指導普及課の神田千絵課長と丸山亜季主任

 万成病院(岡山市北区谷万成)は、バレーボールV1女子の岡山シーガルズと協力して「シーガルズ体操」を考案し約20分の動画に収めた。ストレッチ、筋トレ、脳トレの要素を取り入れた体操だ。同病院の入院患者や、関連の介護老人保健施設・岡山リハビリテーションホームの入所者・通所利用者に親しんでもらう。

 動画にはシーガルズの高柳萌、前田明里、船田芽依の3選手と、万成病院の作業療法士と言語聴覚士が出演した。「シーガルズといっしょにレッツ・エンジョイ」との掛け声で体操が始まり、上半身・下半身のストレッチ、腹筋トレーニング、手と足グー・パーなどのメニューを立位と座位の2方法で紹介していく。

 万成病院の夏祭りへの参加などシーガルズと同病院の交流は15年以上に及ぶが、コロナ禍で滞っていた。昨年11月、シーガルズ側が同病院に「家族との面会もままならない患者さんたちのために何かできないか」と声を掛け、体操づくりにつながった。

 ともに元選手でシーガルズ指導普及課長・スクールコーチの神田千絵さん、同課主任の丸山亜季さんらが原案を考えた。同病院リハビリテーション課長の藤川信さんが助言し、約1カ月でシーガルズ体操は完成した。

 神田さんと丸山さんは「患者さんや入所者の方々の心が軽やかになり、笑顔の広がる体操になれば」と期待している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年02月07日 更新)

タグ: 健康万成病院

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