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4回目接種券 対象者に発送 岡山県内自治体

岡山中央郵便局に4回目接種券を届ける岡山市職員(左)

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種から5カ月以上が経過した60歳以上や基礎疾患のある18~59歳らを対象とした4回目接種が始まった25日、岡山県内の各自治体では接種券の発送などの作業が行われた。

 4回目接種について、県と県内27市町村は18日の会合で、3回目までと同様、居住地以外でも接種を受けられる仕組みを継続する方針を決めている。基礎疾患の有無を自治体が判断するのは難しいことなどから、接種券は原則として18歳以上の全員に発送する。住民や医療機関に対象者を周知するよう申し合わせている。

 岡山市では25日、職員が第1便として、昨年12月25日までに3回目を済ませた60歳以上の医療従事者ら1200人分の券を、岡山中央郵便局(同市北区中山下)に持ち込んだ。27日には届く見込み。

 市内約400カ所の医療機関と、中心部に設けている集団接種会場で受けられる。集団会場では接種券の到着前でも対応する方針で、接種証明書などを持参する。市は約36万人(17日時点)に券を順次送る予定。

 津山市が発送を予定しているのは約4万7300人分(3月末時点)で、25日は1158人分の券を送った。ワクチンは市内の51医療機関で受けられる。

 約200の医療機関で接種できる倉敷市では、24日に第1便として約5千人分を発送。約25万1800人(24日時点)に順次送る。券が届き次第、予約が可能となる。

 県ワクチン対策室は「重症化を予防するのが目的。対象者は券が届き次第、予約を入れて接種してほしい」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年05月25日 更新)

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