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腸管出血性大腸菌 岡山県が注意報 7月患者12人、手洗い励行を

岡山県庁

 岡山県は19日、O157などの腸管出血性大腸菌感染症が増加しているとして、県内全域に注意報を発令した。調理や食事の前の手洗い励行などを呼びかけている。

 今月の患者数が同日発表分(倉敷市1人)を含めて12人となり、「1カ月10人以上」とする発令基準を超えた。県によると、県内の今年の患者数は計28人で、うちO157が19人と約7割を占める。死者はいない。

 県は、手洗いのほか、調理器具は十分に洗浄、消毒する▽生鮮食品は早めに食べる▽食品は中心まで火を通す―といった予防方法を説明した啓発チラシ約4万5千部を作り、各保健所や市町村などを通じて注意喚起を図る。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年07月19日 更新)

タグ: 感染症

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