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糖尿病予防に運動習慣化を 榊原病院長、玉野で講演

たまの地域人づくり大学の開校2周年を記念した講演会

 玉野市の「たまの地域人づくり大学」の開校2周年記念講演会が20日、市総合文化センターであり、心臓病センター榊原病院(岡山市北区)の岡崎悟院長が「本当は怖い糖尿病」と題して話した。

 糖尿病には1型と2型があることを説明し、「90〜95%が2型で過食や運動不足、肥満が関係することが多い」と紹介。「糖尿病はあまり症状がなく気付きにくい病気」と言い、高血糖のサインとしてのどが渇く▽食べても痩せる▽手足がしびれる▽目がかすむ―などの症状を挙げた。

 「予防には規則正しい食生活と適度な運動の習慣化が必要」と強調し、早期の治療を呼び掛けた。

 メタボリックシンドロームについても言及。「内臓脂肪がたまるとインスリンの働きが悪くなり、血糖や血圧が高くなったり、血清脂質の異常が起こり心血管障害を起こしやすくなる」と話した。

 たまの地域人づくり大学は2010年5月に開校。この日は受講生ら約160人が聴講した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年05月20日 更新)

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