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コロナ情報提供 27日から見直し 岡山県、感染状況一本化し発表

岡山県庁

 岡山県と岡山、倉敷市は、新型コロナウイウルス感染者の「全数把握」簡略化に伴い、市町村別の感染者数が把握できなくなることなどを受け、27日から感染状況に関する県民への情報提供体制を見直す。

 それぞれ個別に行っていた感染状況の情報提供を県に一本化し、毎日午後3時にまとめて発表する。県内で前日に感染が確認された人数や、その年代別は従来通り提供するが、簡略化で把握が難しくなる居住地別や性別の区分は廃止。今後は、陽性診断をした医療機関のある県内7保健所単位で示し、検査キットで感染が判明した人が登録する「陽性者登録センター」経由の人数も付け加える。

 死者の情報は県、岡山、倉敷市分の区別を取りやめる一方、新たに年代、性別を明示する。クラスター(感染者集団)は新規分のみとし、発生した市町村や種別は従来通り発表する。感染者の症状や療養先の情報は効率化の観点から提供を見合わせる。

 県新型コロナウイルス感染症対策室は「保健所単位の公表で県内の医療圏ごとの感染状況は十分に伝えられると考えている。理解してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年09月24日 更新)

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