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エキシマレーザー冠動脈形成術開始 心臓病センター榊原病院

 心臓病センター榊原病院(岡山市北区丸の内)はこのほど、最先端のレーザー機器エキシマレーザーを使用したエキシマレーザー冠動脈形成術(ELCA)を開始した。

 同形成術は、冠動脈に挿入したカテーテルの先端からレーザーを照射し、閉塞した血管を開通させる治療方法。わが国では2001年、高度先進医療として認可され、一部病院で実施されていた。今年5月から保険償還されることになり、榊原病院でも同22日、第1例目の手術を行った。

 治療対象は通常の冠動脈治療が困難な慢性完全閉塞、分岐部病変、急性心筋梗塞、ステント内再狭窄。同病院は「エキシマレーザーの活用で治療の選択肢がより広がり、有効性の高い医療を安全に提供できる」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年06月11日 更新)

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