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岡山県内コロナ感染 5週連続減 直近1週間 減少率は鈍化

 岡山県は30日、直近1週間(22~28日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。新規感染者数は6643人と5週連続で減少し、前週(15~21日、7800人)より約1割減となった。収束局面を維持しているものの、減少率が鈍化していることから引き続き警戒を呼び掛ける。

 1日当たりの新規感染者数は26日を除いて前週の同じ曜日を下回った。一方、1週間当たりの減少率は前々週(8~14日)から前週にかけての約3割より低下した。

 クラスター(感染者集団)は高齢者施設などで20件(前週28件)発生。感染者の年代別割合は20代12・2%(11・0%)、40代15・9%(15・8%)、70代以上8・9%(7・8%)がそれぞれ増加した。

 各種指標では医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率が25・9%と7・6ポイント改善。重傷者用の病床使用率は1・5ポイント増の7・4%とわずかながら悪化した。全体のレベル判断は5段階のうち上から3番目の「レベル2」を維持する。

 県保健福祉部は冬場に向けて感染が再び拡大する恐れがあるとして「早期のワクチン接種など感染対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年09月30日 更新)

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