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岡山県内コロナ感染2週ぶり減少 直近1週間、下げ止まり続く

 岡山県は28日、直近1週間(20~26日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。新規感染者数は4262人と2週ぶりに減少し、前週(13~19日、4905人)の約1割減となった。ただ、日ごとの感染者数は増減を繰り返しながら推移しており、県は流行「第7波」の下げ止まりは続いているとして、警戒を呼びかけている。

 1日当たりの感染者は23、24日を除いて前週の同じ曜日を下回ったものの、週間の集計に含まれない27、28日は増加している。期間中のクラスター(感染者集団)発生は16件(前週9件)に増加。感染者の年代別内訳は20代以下が46・0%を占め、若い世代の感染が目立っている。

 医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率は14・0%で前週より1・4ポイント下がり、重症者用の病床使用率も2・9%と1・5ポイント改善した。全体のレベル判断は5段階のうち上から3番目の「レベル2」を維持する。

 県保健福祉部は「秋の行楽シーズンで移動が活発化し、感染者の増加も懸念される。ワクチンを早期に接種し、基本的な感染対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年10月28日 更新)

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