文字 

「第8波」備えワクチン接種して 岡山県 12月30日まで強化期間

 岡山県は17日、新型コロナウイルス流行「第8波」に備え、同日から12月30日までを県独自の「オミクロン株対応ワクチン接種強化期間」と定めた。県内でワクチン接種率が伸び悩んでいることを踏まえ、県内2カ所の県営接種会場の体制を充実させるとともに、街頭啓発などでワクチンの効果や安全性をPRする。

 県営接種会場のうち、毎週金、土曜の夜間に受け付けている県医師会館(岡山市北区駅元町)では、年末の12月26~30日は5日連続で対応する。川崎医科大総合医療センター(同中山下)は事前予約者を対象に午後2時半から受け付けている毎週金曜の接種日ついて、12月は午後3時半から2時間に限って予約不要とする。

 ワクチンの効果や安全性の周知に関しては、川崎医科大の中野貴司主任教授(感染症学)が監修し、新聞広告やSNS(交流サイト)で発信。11月21日にはJR岡山駅前でバレーボールV1女子・岡山シーガルズ選手らによる街頭啓発も行う。

 政府の集計では、オミクロン株に対応したワクチンの県内接種率は17日時点で10・50%と全国平均(11・46%)を下回っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年11月17日 更新)

ページトップへ

ページトップへ