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岡山県内コロナ 感染者4週連続減 直近1週間 病床使用率5割下回る

 岡山県は10日、直近1週間(2~8日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。新規感染者は5339人と4週連続で減少し、前週(1月26日~2月1日、6740人)から約2割の減。病床使用率も改善し、昨年11月24~30日の週以来、10週ぶりに50%を下回った。

 1日当たりの感染者は全ての日で前週の同じ曜日より少なかった。クラスター(感染者集団)は25件で前週(27件)よりわずかながら減少。うち高齢者施設が18件と約7割を占めた。感染者の年代別割合は50代10・8%(前週9・6%)40代15・8%(同14・9%)などで増えた。

 各種指標を見ると、病床使用率が38・4%(前週51・2%)に改善し、医療の負荷が高まるとされる50%より10ポイント以上低くなっている。重症者用の病床使用率も7・5%と1・5ポイント低下した。

 こうした状況を踏まえて県は9日、流行「第8波」の拡大に伴う県独自の「医療ひっ迫警報」を解除し、4段階のレベル分類も下から2番目のレベル2(感染拡大初期)に1段階引き下げている。

 県保健福祉部は「まだまだ寒い日が続いており、気を緩めると再拡大に転じかねない。手洗いや換気など基本的な感染対策の継続をお願いしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年02月10日 更新)

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