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岡山大の脳死肝腎移植終了 20代男性、容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で5日、肝不全と腎不全を患う20代男性=広島県在住=への脳死肝腎同時移植手術が行われ、無事終了した。容体は安定しているという。同病院の脳死肝腎同時移植は3例目。

 八木孝仁・肝胆膵(すい)外科教授が執刀し、肝臓と片方の腎臓を移植。午前9時19分に始まり、午後7時46分に終了した。患者は肝臓が十分に機能せず、腎臓は動かず透析が必要な状態で、11月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 同ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は長崎大病院に頭部外傷で入院していた18歳以上の男性。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年12月06日 更新)

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