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乳がん治療経験者が交流 「おおもと会」の集い

乳がん治療の経験者らが親睦を深めた「おおもと会」の集い

 おおもと病院(岡山市北区大元)で手術など乳がんの治療を受けた人でつくる「おおもと会」の集いが30日、同市内のホテルであり、会員が親睦を深めた。

 岡山県内や福山市から約70人が出席。同会の北川あえ会長が「医師や看護師に感謝の気持ちを忘れず、精いっぱい生きていこう」とあいさつ。出席者は食事を取りながら近況を語り合った。乳がん体験者らが取得できる民間資格で、患者の相談に応じたりする「乳がん体験者コーディネーター」の講演もあった。

 3月に手術を受けた倉敷市の女性(47)は「出席者の顔がみんな生き生きとしていて、元気をもらえた」と話していた。

 おおもと会は1981年、当時の入院患者の呼び掛けで発足。集いは医師や看護師らを交えて年1回開いている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年05月31日 更新)

タグ: がん女性おおもと病院

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