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食物アレルギー、本音で語り合う 岡山・浅口で親の会発足

子どもの食物アレルギーについて意見交換する出席者

 食物アレルギーのある子を持つ、岡山県井笠地域などの親たちが14日、情報交換しながら共通の悩みを話し合うサークルを発足させた。互いに本音を語り合うことで、不安の緩和を図る。

 サークルは、保護者有志を中心に、浅口医師会の協力を得て企画。この日は、第1回会合が浅口市鴨方町鴨方の市健康福祉センターで開かれ、同市をはじめ笠岡、倉敷市などの保護者や中学校養護教諭ら11人が参加した。

 会合では、サークルの名称を「ハッピースマイル」と決めた後、急性アレルギー反応・アナフィラキシーショックやアレルギー対応食品などについて情報交換した。

 浅口市の女性(41)は、中学生の長男が幼少期に数種類の食物アレルギーを徐々に克服していった経緯を紹介。「親が自ら動き、食べられるようにする努力を続けることが大切。粘り強く繰り返すことで、子どもは何を食べていけないか理解してくる」と強調した。

 今後は奇数月の第3日曜日に会合を開く予定で、子どもに食物アレルギーがある保護者は誰でも参加可能。問い合わせは浅口医師会(0865-42-6783)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年06月17日 更新)

タグ: 子供アレルギー

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