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健診センター建設予定地で地鎮祭 岡山県済生会、18年4月運用

岡山済生会総合病院の新健診センターの完成イメージ図

 岡山済生会総合病院を運営する岡山県済生会は、健診や人間ドックを手掛ける同病院健診センター(岡山市北区奉還町)の新築移転に向け、同伊福町の建設予定地で18日、地鎮祭を行った。検査機能の充実や利便性向上などが狙いで、来年4月の運用開始を目指す。

 現健診センターが築40年以上で老朽化が目立つことから、北東約100メートルの敷地(約2300平方メートル)に鉄骨鉄筋9階地下1階延べ約1万3800平方メートルの新センターを整備する。8、9階の健診フロアは現センターのほぼ倍の広さで、県内で初という男女が別のエリアで検査を受けられる設計。1~7階は約300台分の駐車場とし、3階には隣接の同病院付属外来センターとつなぐ渡り廊下も設ける。総工費は約31億円。

 地鎮祭では、関係者約40人が工事の安全を祈願した。県済生会の岩本一寿支部長は「高齢化で予防医学の重要性は高まっており、充実した態勢でニーズに応えたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年01月18日 更新)

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