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がんで家族ら亡くした悩み語り合おう 31日、岡山で初のカフェ

がん患者を支える家族を対象に開かれているカフェの様子=7月3日

 家族や身近な人をがんで亡くした人を対象にした「遺族のためのがんカフェ」が31日午後1時から、岡山市北区南方のゆうあいセンター(きらめきプラザ2階)で初めて開かれる。

 がんの家族を看取った体験のある看護師菱沼路代さんと、「哲学カフェ」の普及に取り組む団体「カフェフィロ」副代表の松川絵里さんが進行役を務める。哲学的な対話の手法を取り入れ、安心して話せる雰囲気をつくり、喪失体験の苦しみや悩みを参加者同士で語り合う。

 菱沼さんたちは闘病中の患者を支える家族を対象とした「家族のためのがんカフェ」を定期開催している。遺族になってからも長期にわたって自責の念を持ち続けたり、ひきこもってしまうことがあり、家族とは別に遺族の癒やしの場を設けることにした。

 参加費500円(お茶代)。定員15人。詳しくはホームページ
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年07月16日 更新)

タグ: がん

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