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岡山大病院で脳死腎移植始まる 慢性糸球体腎炎の50代女性へ

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で13日午前、臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性から提供された腎臓の移植手術が始まった。国立病院機構岡山医療センター(同田益)でも同日、もう一方の腎臓の移植を開始。

 岡山大病院は泌尿器科の荒木元朗講師が執刀し、同日午前10時22分から慢性糸球体腎炎を患う50代女性に移植。岡山医療センターでは糸球体腎炎の10代女性に提供される。ともに同日夕方から夜にかけて終わる見込み。

 日本臓器移植ネットワークによると、男性は岡山大病院に低酸素性脳症で脳死と判定された。書面で提供の意思は示していなかったが、家族が承諾。腎臓のほか、心臓、肺、肝臓が提供され、それぞれ別の患者に県外の病院で移植される。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年09月13日 更新)

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