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岡山大病院の脳死腎臓移植終了 岡山医療センターも

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)と国立病院機構岡山医療センター(同田益)で13日、臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性から提供された腎臓の移植手術が行われた。

 岡山大病院では午前10時すぎ、慢性糸球体腎炎の50代女性への手術が始まり、8時間余りで終わった。岡山医療センターでは午後1時前から約5時間半、糸球体腎炎を患う10代女性に実施した。

 2人は4~6週間入院した後、退院できる見込み。岡山大病院の脳死腎移植は8例目、岡山医療センターでは16例目。

 日本臓器移植ネットワークによると、男性は岡山大病院に低酸素性脳症で脳死と判定された。書面で提供の意思を示しておらず、家族が承諾した。腎臓のほか、心臓、肺、肝臓がそれぞれ提供された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年09月13日 更新)

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