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マダニ媒介でSFTSに感染 20代男性、岡山市が発表

 岡山市は5日、岡山県備前保健所東備支所管内(備前、赤磐市、和気町)に住む20代男性が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。ネコを介して感染した可能性があるという。

 岡山市によると、男性は発熱や頭痛の症状を訴えて、4日に同市内の医療機関を受診した。マダニに刺された跡はなかったが、男性が9月中旬に屋外で弱ったネコに触れたと話したことから県環境保健センターで血液検査し、ウイルスが確認された。入院して治療を続けている。

 同市は、マダニにかまれたネコの唾液などからウイルス感染した可能性があるとみている。これまで県内では、ネコなど哺乳類からの感染例は報告されていない。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年10月05日 更新)

タグ: 感染症

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