学び通じて精神疾患回復図るには 岡山で24日に英国講師の講演会

 精神疾患の当事者が学びを通じて回復を目指す「リカバリーカレッジ」の魅力を紹介する講演会が24日、岡山市北区南方のきらめきプラザで開かれる。カレッジ発祥の地の英国から講師を招き、現地での取り組みや精神保健サービスに与えた影響を話してもらう。

 英国では2009年に最初のカレッジが誕生し、40カ所以上に広がっている。国内にも導入され、今年1月から、岡山市・表町商店街を拠点にした「リカバリーカレッジ岡山」が開講している。

 講演会では、ロンドンのカレッジで責任者を務めているソーシャルワーカーのシエナ・スキナーさん、精神疾患経験者で現在は学習プログラムの先生を養成しているメアリー・アン・ケーブルさんが話す。岡山の実践へのアドバイスも求める。

 午後1時~4時。通訳がある。参加費3千円。カレッジ岡山のホームページからダウンロードした申込書に記入し、ファクスまたはメールで申し込む。問い合わせは事務局のあすなろ福祉会(090―1336―9692)。

(2019年08月13日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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