しまじろう岡山医療センター訪問 入院児と触れ合う

子どもたちをベッドサイドまで訪ね、触れ合って励ますしまじろう=岡山医療センター小児科病棟

 テレビアニメなどでおなじみのキャラクター「しまじろう」が10月21日、国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)を訪問し、小児科病棟に入院する子どもたち31人と一緒に遊んだり、記念撮影をしたりして触れ合った。

 教材のマスコットにしまじろうを採用しているベネッセコーポレーション(岡山市)とソニー生命保険(東京)が共同で実施している全国病院訪問プロジェクト「一緒に笑おう★キャラバン」の一環で来訪した。

 岡山医療センターのキャラクター「さにーちゃん」と共にプレイルームにやって来たしまじろうは、食事中の子どもや、点滴スタンドを押して歩いている子どもたち一人一人に手を差し出し、握手して回った。プレイルームに出られない子どもたちの病室もひと部屋ずつ巡り、子どもから声を掛けられるとうなずいて励ました。院内保育所も訪問した。

 しまじろうと一緒に撮った写真は、その日のうちにスタッフがプリントし、「あそんでくれてありがとう」というメッセージを書いた台紙を添えてプレゼントした。

 プロジェクトは小児がんなどの病気と闘う子どもたちを勇気づけようと、2017年春に開始した。兵庫県立こども病院など全国の小児専門病院や、地域の小児科の拠点となっている医療機関を対象にし、岡山県内は同センターが初めて。これまでに37施設を訪ね、100施設を目標に活動を続けている。

(2019年11月18日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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