禁煙推進の必要性を確認 知事と県医師会幹部が懇談

禁煙推進の必要性などを確認した伊原木知事(手前)と県医師会幹部

 禁煙週間(6日まで)に合わせ、伊原木隆太知事と岡山県医師会幹部が3日、県庁で懇談し、喫煙が新型コロナウイルスの重症化リスクを高めるとの報告などを踏まえ、社会全体で禁煙を推し進める必要性を確認した。

 県医師会の松山正春会長と西井研治・県健康づくり財団付属病院長が県庁を訪問。西井病院長は新型コロナに関する中国の研究では喫煙者の重症化率は非喫煙者の1・7倍に達するとした上で「禁煙によって重症者が減り、医療崩壊を防げることにつながる可能性がある」と説明した。

 松山会長は「喫煙は感染自体のリスクを高めるとの指摘もあり、感染対策の面からも禁煙が重要だ」と強調。知事は「感染の第2波に備えるためにも禁煙推進に取り組みたい」と述べた。懇談は禁煙週間に合わせ毎年行っている。

(2020年06月03日 更新)

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