岡山中央奉還町病院が閉院へ 10月末で 系列に機能移転・統合

岡山中央奉還町病院の機能を移転する岡山中央病院の新棟「東館」

 社会医療法人鴻仁会(岡山市北区奉還町)は、運営する岡山中央奉還町病院(同)を31日で閉院する。建物の老朽化に伴うもの。同病院の診療機能は、11月1日から系列の岡山中央病院(同伊島北町)に移転・統合する。

 同法人によると、奉還町病院の現在の建物は1956年に建設。透析治療を中心とした内科、リハビリテーション科、緩和ケア内科の3科があり、病床数は81床。

 中央病院では1日に開館する新棟・東館(鉄筋コンクリート5階延べ約8600平方メートル)で対応する。透析治療を受けられるセンターや歩行訓練などのリハビリを行える庭園も新設し、機能強化も図るとしている。

 今月25日には市民向けに東館の内覧会を開く。問い合わせは岡山中央病院(086―252―3221)。

(2020年10月22日 更新)

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