ワクチン接種券3月中旬にも発送 岡山市、65歳以上の高齢者に

会見する大森雅夫市長

 岡山市の大森雅夫市長は26日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、市内の65歳以上の高齢者に対する「接種券」(クーポン券)を3月中旬にも発送すると明らかにした。

 市によると、対象の高齢者は約18万6千人。国が25日に示したスケジュールに沿っており、クーポン券の発送後、早ければ3月下旬の接種開始を目指す。

 高齢者への接種は市町村が実施主体で、国などが行う医療従事者に次いで優先順位が高い。岡山市は10人体制の専従チームを設けており、クーポン券の印刷や発送準備を進めている。医療機関などでの接種を想定し、市医師会など関係機関と調整している。

 会見で大森市長は市の公式サイトにワクチン情報を発信する専用ページを設けたことも説明し、「できる限り正確な情報を掲載したい。的確にワクチン接種ができるよう万全を期していく」と述べた。

(2021年01月26日 更新)

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