コロナワクチン岡山に18日到着 労災病院は早ければ18日接種

岡山労災病院(左)と国立病院機構岡山医療センター

 国が全国100施設で行う医療従事者への新型コロナウイルスワクチンの先行接種に関し、岡山県内で実施施設となっている岡山労災病院(岡山市南区築港緑町)と国立病院機構岡山医療センター(同市北区田益)には18日にワクチンが到着することが分かった。労災病院は早ければ同日中にも接種を開始する。

 労災病院は医師や看護師、事務といった職員約600人のうち、同意を得た約100人が対象。ワクチンの到着時間次第では同日のうちに接種を始めるとしている。院内に専用会場を準備し、手順の確認を進めている。

 医療センターは職員約1400人のうち約千人が予定。1日最大150人が接種可能な態勢を組み、19日に開始、3月下旬までに終えたいとしている。

 先行接種は副反応の有無など安全性の確認が目的。労災病院は「今後の接種本格化に向け、運用面の課題も探りたい」、医療センターは「一般診療に影響が出ないよう迅速で正確な接種に努めたい」としている。

(2021年02月16日 更新)

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