O157で90代女性死亡 岡山県内で今年初

岡山県庁

 岡山県は31日、腸管出血性大腸菌O157に感染した備前保健所管内の90代女性が死亡したと発表した。県によると、県内のO157による死者は、記録が確認できる2016年以降、把握されていないという。

 女性は5月22日から腹痛や下痢などの症状があり、26日に入院。検査で29日にO157のベロ毒素が確認された。その後、容体が悪化し、31日に感染に伴う合併症で亡くなった。県が感染経路や接触者を調べている。

 県内の今年のO157の患者数は、31日現在7人。昨年は102人に上り、集団感染が相次いだ12年(169人)以来、8年ぶりに100人を超えている。

(2021年05月31日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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