岡山市 ワクチン5回分誤って廃棄 集団会場 使用済みボックス入れる

岡山市役所

 岡山市は1日、中心部の商業施設などで行っている新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、5回分のワクチンを誤って廃棄したことを明らかにした。

 市によると、5月18日、集団接種会場(北区本町)で、冷蔵庫から取り出したワクチン1瓶(5回分)を使わないまま、使用済みの瓶を捨てるボックスに入れた。ワクチンの不足に気付いたスタッフが約4時間後に見つけた。ファイザー社製のワクチンは常温で解凍した場合、一定時間内に希釈、使用する必要がある。

 市保健管理課は「単純ミスが原因とみられる。チェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。

(2021年06月01日 更新)

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