岡山県が食中毒注意報発令 9月末まで啓発強化

岡山県庁

 岡山県は16日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。9月末まで飲食店や県民への啓発を強化する。

 注意報は、最高気温と平均湿度の組み合わせが県の定める条件(気温27度以上で湿度69%以上など)を3日連続で満たした場合に発令され、今回は13~15日が該当した。発令は昨年より9日遅い。

 県は、加熱食品は中心部まで火を通す▽テークアウト商品は速やかに食べ、食べない時は冷蔵庫で保存▽おにぎりを作る際に手袋やラップを用いれば予防になる―などと呼び掛けるチラシを作り、各保健所で配布。生活衛生課のホームページにも掲載した。

 同課によると、今年の県内の食中毒は15日現在、3件102人(前年同期2件113人)。

(2021年06月16日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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