高齢者2人にワクチン3回目接種 岡山市発表、健康状態に問題なし

岡山市役所

 岡山市は22日、新型コロナウイルスワクチン接種で、高齢者2人に誤って3回目の接種をしたと発表した。現時点では、2人とも健康状態に問題はないという。

 市内高齢者施設に入所する70代女性は、すでに1回目を済ませていたが、21日に施設内で続けて2回の接種を受けた。補助に当たる施設職員が誤って再度の接種を促し、計3回打った。注射器が足らなくなり、監視カメラの映像を確認して判明した。

 もう1人は90代女性で22日、病気の診察に訪れた市内医療機関で3回目の接種を受けた。既に2回の接種を終えていたが、接種予定の同姓同名の別人と医師が取り違え、ワクチンを注射した。接種後に女性が申し出て発覚した。

 市は、接種に当たった施設や医療機関の確認不足が原因とみており、「本人確認の徹底などをあらためて周知、指導し、再発防止に努める」としている。

(2021年06月23日 更新)

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