80代女性に誤って3回目接種 真庭の医療機関、確認不足が原因

真庭市役所

 真庭市は23日、新型コロナウイルスワクチン接種で、市内の80代女性に誤って3回目の接種をしたと発表した。現時点で健康状態に問題はないという。

 市によると、女性は22日に病気で市内の医療機関を受診。当時、待合所では介護サービス事業所の利用者十数人に接種が実施されており、医師が勘違いして待合所にいた女性にも接種したという。

 通常は対象者を診察室に呼んで注射を打っているが、移動が不自由な人が多く待合所で行った。医師が女性の予診票がないことに気付き、ミスが発覚。女性は同じ介護サービス事業所の利用者で、既にこの医療機関で2回の接種を終えていた。

 市は「本人確認の不足が原因。再発防止に努める」とし、23日に接種を担う全医療機関にチェック体制の見直しを文書で通知した。

(2021年06月24日 更新)

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