接種済みの注射器を誤使用 浅口の医療機関 健康状態問題なし

浅口市役所

 浅口市は15日、市内の医療機関で行われた新型コロナウイルスワクチンの接種で、誤って1人に接種済みの注射器を使うミスがあったと発表した。

 市によると、8日、医師が60代女性の腕に注射器を刺した後、ワクチンが入っていないことに気付き、打ち直した。女性の健康状態に問題はなく、経過観察を続けている。

 市は、2人続けての接種だったため注射器2本を同じトレーに入れていたことや、注射器の中身を目視で確認していなかったことが原因とみている。

 市は14日に医療機関から報告を受けたといい、健康推進課は「今回の事例を医療機関と共有し、再発防止を徹底する。ミスの早急な報告も周知する」としている。

(2021年07月15日 更新)

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