岡山県が独自集団接種の対象拡大 飲食や理美容、外国人労働者も

岡山県庁

 岡山県は18日、岡山市内2カ所で独自に実施している新型コロナウイルスワクチンの集団接種の対象について、20日以降、飲食、理美容、旅館・ホテル業といった生活衛生関係業務の従事者と県内企業で働く外国人労働者にも広げると発表した。

 現行の医療・介護従事者や教職員、県警職員らがほぼ完了したことから拡大する。感染が急拡大する中、生活衛生関係業務従事者は不特定多数の人と接する機会が多く、外国人労働者は社員寮などで密な環境になりやすいが、接種が進んでいないため、これを機に打ってもらう狙い。

 生活衛生関係業務従事者は、川崎医科大総合医療センター(岡山市北区中山下)で20日から開始。外国人労働者は、県南部健康づくりセンター(同平田)で23日から始める。ワクチンはいずれも米モデルナ製で、両会場とも9月末までに約2千人への2回の接種完了を予定している。

 希望者は予約が必要で、生活衛生関係業務従事者は県生活衛生営業指導センター(086―222―3577)へ。外国人労働者は雇用企業が県ワクチン対策室にメール(corona-vaccine02@pref.okayama.jp)で申し込む。

 問い合わせは同対策室(086―226―7805)。

(2021年08月19日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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