40歳以上にアストラ製を接種 9月開始、岡山市内の病院に会場

川崎医科大総合医療センター

 岡山県は25日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を県内在住者を対象に9月から始めると発表した。川崎医科大総合医療センターに接種会場を設ける。

 国が各都道府県にアストラ製の接種会場を設置するよう求めていた。40歳以上の希望者のほか、40歳未満でもアレルギーなどで他社製のワクチンを打てない人や、海外でアストラ製を1回接種した人も受けられる。いずれも18歳以上が対象。

 県には1回目の配分として300回分が国から供給され、9月は11、25日の各午前9時半~同11時半に接種を実施し、10月以降も月2回のペースで行う計画。1日当たり40回の接種を想定している。

 アストラ製は海外でごくまれに血栓ができると報告されており、有効性や安全性に関する相談は県予防接種センター(火・金曜の午後1~4時、086―225―2355)が対応する。

 接種希望者は県のホームページから電子申請するか、県ワクチン対策室(086―226―7807)に電話で予約する。

(2021年08月26日 更新)

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