岡山県、アストラ製接種を開始 10月まで 県会場で最大160人

県が始めたアストラゼネカ製ワクチンの接種

 岡山県は11日、英アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの接種を岡山市内で始めた。10月までに全4日間、1回目の接種日を設けており、最大で計160人(各日最大40人)に打つ予定。10月分(9、23日)の予約も受け付けている。

 40歳以上の希望者のほか、アレルギーなどで米ファイザー、モデルナ製を打てない18歳以上の人らが対象。

 県が運営する集団接種会場の川崎医科大総合医療センター(同市北区中山下)で実施。1人ずつブースに入り、医師による予診の後、看護師から接種を受けた。県によると初日は39人が打ち、大きなトラブルはみられなかったという。

 海外の友人に副反応などを確認してから決めたという浅口市の学校職員(55)は「これまで予約が取りづらかった。子どもの感染が増える中、学校に出入りしており、これで安心感が生まれた」と話した。

 予約は県のホームページからできる。次回(9月25日)の受け付けは終了した。2回目の接種日は1回目の8週間後となる。

 先行した2種のワクチンは全国で供給不足が問題となっており、政府はアストラゼネカ製の供給によって重症化リスクが指摘される中高年層などへの接種を促したい考え。

(2021年09月11日 更新)

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