若手研究者5人に助成金 小林孫兵衛記念医学振興財団と万成病院

 小林孫兵衛記念医学振興財団(小林建太郎理事長)と万成病院は、岡山県内外の若手医学研究者5人に研究助成金、地域のスポーツ振興に貢献のあった同県内の2団体3個人に「万成地域スポーツ功労賞」を贈った。

 助成金は各50万円。小林理事長の祖父で、万成病院の礎を築いた故・小林孫兵衛氏を顕彰する同財団の基金を活用し、毎年贈呈している。今回で29回目。

 地域スポーツ功労賞は7回目で、表彰状とメダル、支援金(団体30万円、個人15万円)を授与した。

 受賞したのは次の皆さん。(敬称略)

 【研究助成金】東京医科歯科大学・松崎京子(高齢者のリハビリ効果向上を目指した、運動量を定量評価できる新規尿中バイオマーカーの探索)▽岡山大学病院・酒本真次(術後せん妄の病態機序解明と新規バイオマーカーの確立)▽徳島大学大学院・吉田守美子(ダイナペニアにおけるアンドロゲンの作用機序解明)▽大阪大学大学院・糸数隆秀(中枢神経損傷後の機能回復を促進する新規可塑性誘導メカニズムの解明)▽川崎医療福祉大学・上野浩司(認知機能低下と脳内の細胞外マトリックス分子の関連性の研究~認知機能低下のメカニズムの解明に向けて)

 【地域スポーツ功労賞】団体 岡山市選抜ソフトバレーボールチーム、創志学園女子ソフトボールチーム▽個人 前田明里、城戸うらん、吉田啓佑(いずれも岡山シーガルズ)

(2021年09月20日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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