11月4日から夜間集団接種 岡山県、県医師会館で実施

県医師会館

 岡山県は29日、新型コロナウイルスワクチンの夜間集団接種を11月4日から県医師会館(岡山市北区駅元町)で始めると発表した。仕事などで日中忙しい若い世代が受けやすくする狙いで、県が夜間接種会場を設けるのは初めて。県医師会の協力を得て12月17日までの毎週木、金曜の午後7時半~9時に行う。

 対象は県内在住で12歳以上の未接種者。米ファイザー製のワクチンを1日120人に接種する。11月中に1回目を接種してもらい、2回目はその3週間後。県のインターネット共通予約システムか県ワクチン対策室に電話(086―226―7962)で予約する。

 県によると、県内で2回目接種を終えた12歳以上の割合は75・22%(26日時点)で、年代別では20代57・96%、30代59・42%、40代69・68%となっている。

 会見した伊原木隆太知事は「他県でも『夜の接種だから受けられた』という人が一定数いると聞く。この機会にぜひ受けてほしい」と話した。

(2021年10月29日 更新)

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