県医師会長「第6波へ備え必要」 ワクチン3回目接種も呼び掛け

新型コロナの流行「第6波」への備えについて話す松山会長

 岡山県医師会の松山正春会長が17日、岡山市内で会見し、新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株の国内での感染確認を踏まえ、「いつ岡山に波及してもおかしくない。流行『第6波』は必ず来るものとして備える必要がある」と述べた。

 県内の年代別のワクチン接種状況は、若年層が比較的低いとし、県と協力して県医師会館(同市北区駅元町)で実施している夜間接種の利用を推奨。時間経過とともに抗体量が減ることから、3回目接種についても「必ず受けてほしい」と強調した。

 第6波への備えとして、重症化防止が期待される抗体カクテル療法を受けられる体制をさらに整備すると説明。開業医らに協力を要請して投与できる医療機関を現在の37施設から増やしていくとした。

(2021年12月17日 更新)

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