医師や病院の仕事知って 川崎医科大が小中生向け動画公開

ロボット手術について解説する動画の一場面

 川崎医科大(倉敷市松島)は小中学生を対象にした「かわさき夏の子ども体験教室」をオンラインで開いている。同大の教員によるミニ講義や医師の仕事紹介といった動画を視聴できる。

 動画コンテンツは全6本(計約50分)。ミニ講義では宮地禎幸・泌尿器科学教室特任教授がロボットを使った手術の方法や利点を解説。坪井一人・薬理学教室准教授は薬の形や効き方の違い、正しい飲み方を説明する。内科医に密着した仕事紹介や、風船とペットボトルを使った肺模型の作り方もある。

 子ども体験教室は医療・福祉への興味関心を深め、学びの意欲向上につなげようと2009年から実施し、今年で13回目。昨年に続き、新型コロナウイルス感染対策のためオンラインでの開催を決めた。

 動画の視聴は無料で、9月10日まで。同大のホームページからアクセスできる。申し込み不要。問い合わせは同大(086―462―1111)。

(2022年07月31日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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