心臓ペースメーカー友の会岡山県支部設立 支え合い悩み解決

不整脈などの特徴について学び、会員同士の交流を深めた日本心臓ペースメーカー友の会岡山県支部設立総会

 4月に全国30番目の支部として立ち上げが決まっていた日本心臓ペースメーカー友の会(本部・東京)の岡山県支部設立総会・講演会が11月19日、倉敷市中央の市芸文館で開かれた。年数回の勉強会や交流会を通じて、病気や治療、医療機器に関する最新情報の交換や共有などを行い、会員同士で支え合う態勢づくりを進める。

 会員ら約20人が出席。本部の戸川達男会長と、支部長に選ばれた宇野昭正さんが「新しいつながりの中で体験を話し合い、患者同士で悩みを解決していこう」と話した。

 心臓病センター榊原病院の伴場主一(ばんばきみかず)内科部長が不整脈について講演し、ペースメーカーなどが必要になる病状や基準、日常生活で気をつける点などを解説。アルコール摂取を控えて心臓への負担を軽減することや適度な運動を心がけるようアドバイスした。

 友の会は1970年に結成され、全国の会員は約2200人。県支部は岡山、香川、高知県の会員約20人でスタートした。支部では会員を募っている。問い合わせは本部事務局(03―3420―1200)。

(2022年12月05日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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