フットケアで病変予防を 岡山、川崎病院で初の催し

看護師からフットケアを受ける女性ら

 日本フットケア学会の定める「フットケアの日」の10日、足の手入れや靴の選び方などを紹介するイベントが、岡山市北区中山下、川崎医科大付属川崎病院であり、足のトラブルに悩む女性らが専門家からアドバイスを受けた。

 同病院フットケア外来の医師や看護師らが、糖尿病、末梢(まっしょう)動脈疾患などが原因となる足病変の早期発見、予防に関心を持ってもらおうと初めて企画。足の血圧測定、爪の手入れや、たこ・うおのめの処置が受けられるコーナーなどを設けた。

 オーダーメード靴を製作する中山靴店(玉野市)の中山憲太郎代表(35)による講演もあり、専用機器を使って参加者の足型を測り、サイズや歩き方の特徴を解説。「自分の足を知ることが大切」と呼び掛け、外反母趾(ぼし)や巻き爪などの対処法として、中敷きによる調整を紹介した。

(2014年02月11日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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