消化器外科の専門病院へ

 当院は1955年、父松田和雄がJR倉敷駅に近い当地で開業しました。当初は高度経済成長の時期と相まって、交通外傷や労災事故に対応する救急病院として地域に貢献してまいりました。その後、産業・疾病構造も変化したことから、85年に私が岡山大医学部第一外科から戻ってきたのを機に、がんを対象とした消化器外科専門病院への脱皮を図ってきました。

 病院がいかに地域の皆さまに信頼され、尊敬されるか。人間で言えば人徳という言葉がありますが、経験と謙虚さが人徳をつくるのと同じように、病院にとっても日進月歩の医療を十分に学び、知識を確固としたものにする努力を続けるとともに、地域の皆さまや患者さまの訴えに十分耳を傾け、自分たちの医療は本当にこれでいいのか常に自己反省を繰り返すという謙虚さが、当院に対する信頼や尊敬につながると肝に銘じていきたいと思っています。

(2015年10月18日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

医療人情報

  • 院長  松田 忠和
    1974年に岡山大医学部を卒業後、同学部第一外科を経て85年から松田病院勤務。2004年から院長。

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