地域住民に信頼され安全・安心な医療を提供できる病院

 敷地内の旧深柢小学校グランド跡地を活用した「深柢ガーデン」では、菜の花、桜をはじめ初春の花や草木の美しさが目に沁みます。薔薇と八重桜は川崎病院の屋上から移植したもので、元気につぼみをふくらませています。また、深柢小学校卒業生の方にとっては思い出のクスノキも、美しい新緑の枝々が目を楽しませてくれています。

 当院は、初代川﨑祐宣院長が昭和13年に外科昭和医院を開設して以来、24時間体制で救急医療を中心に、岡山市中心部で地域に密着した医療を提供してきました。「医療は患者のためにある」という理念のもと、川崎医科大学の附属病院として「総合医」を育成する使命を果たすべく、「川崎医科大学総合医療センター」として2016年に開院し、8年目を迎えています。

 当院では、「地域住民に信頼され安全・安心な医療を提供できる病院」を基本方針とし、地域住民の皆さまが安心して暮らせる「救急医療」、がん治療など最先端の医療を提供する「高度専門医療」、患者さんの早期社会復帰を図る「リハビリテーション」を3本の柱に、患者さん中心の質の高い先進的医療を提供してまいりました。今春より「地域がん診療連携拠点病院」として新たに活動を開始しております。今後さらにがん医療、がんゲノム医療を充実してまいります。また医師、看護師などメディカルスタッフを志す学生の臨床実習を積極的に受け入れ、将来の良き医療人を育成しております。

 旧川崎病院跡地には2022年4月より医療短期大学が倉敷市松島から移転・開校し、多くの若者が学び始めております。また、昨年10月からは待望の川崎医科大学高齢者医療センターが開院しております。これらの施設とともに、岡山キャンパスとして地域に溶け込み、活力と安心をもたらすべく職員一同精進してまいります。

(2024年04月01日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

医療人情報

  • 病院長  猶本 良夫

関連病院

PAGE TOP