献血ルーム「うらら」看板除幕 岡山県赤十字血液センター

池田所長(左)から賞状を受け取る命名者の黒田さん

 岡山県赤十字血液センター(岡山市北区いずみ町)で1日、公募により「うらら」に決まった1階献血ルームの愛称発表セレモニーが開かれた。

 命名者の同市南区、主婦黒田綾さん(40)や同センター職員ら約20人が出席。池田和真所長が公募で最優秀賞を獲得した黒田さんと優秀賞の受賞者に賞状と記念品を贈った。この後、建物入り口付近の2カ所に設置された愛称入りの看板が除幕された。

 黒田さんは「愛称の普及で幅広い世代が気軽にセンターを訪れ、献血協力者の増加につながれば」と話した。

 同ルームの2014年度の献血者数は1万2515人で、市中心部にある「献血ルームももたろう」(同市北区表町)の6割程度。施設により親しみをもってもらおうと愛称を募り、応募作品から、古代吉備に伝わる温羅(うら)伝説の「うら」と晴れてのどかな「うららか」を組み合わせたネーミングを“岡山らしい”として選んだ。

 「うらら」の開所時間は原則、土曜日と祝日を除く午前9時~午後5時。

(2016年04月01日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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