人間ドック

よくある質問

Q:脳ドックと人間ドック、どちらを受ければいいですか?
 脳だけでなく、消化器系の検査(腹部超音波検査)、胃透視(胃カメラ)なども受けたい場合は人間ドックが適しています。
(回答:岡山旭東病院)
Q:PET-CT検査前に、いつも通り食事をとっても大丈夫ですか?
 PET-CT検査は糖分の影響を受けるため、検査5時間前からの食事は絶食、飲み物は水または白湯のみとなります。
(回答:岡山旭東病院)
Q:PET-CTですべてのがんを発見できますか?
 胃がん、肝細胞がん、腎がんなど部位によっては発見が難しい場合があります。しかし、全身を一度に検査するため、かなり高いレベルで数多くのがんを発見できます。また、当院ではその精度を高めるために他の検査と併用することをお勧めしています。
(回答:岡山旭東病院)
Q:PETがんドックの検査時間はどれくらいかかりますか?
 PET-CT検査では注射後60分の安静と20〜30分程度の検査時間が必要です。コースによって時間は異なりますが、日帰りの場合では、3時間〜4.5時間程度が必要です。
(回答:岡山旭東病院)
Q:ドックは健康保険が使えますか?
 ドックは健康診断を目的としているため、健康保険は使えません。
(回答:岡山旭東病院)
Q:PET-CTでどのくらいの大きさのがんがわかるのですか?
 1cm程度のがんが発見可能です。
 肺がんなら7〜8mm以上、大腸がんなどは1cmくらいから見つかります。ただし、がんの種類や進行度によって、見つかる大きさは変わってきます。多くのがんは1cmを超えると急速に増大をはじめます。1cmくらいまでのがんは比較的治療しやすいため、PFT-CTは完治の可能性を高めます。
(回答:岡山旭東病院)
Q:人間ドックの検査時間はどれくらいですか?
 来院されてから結果説明(内科専門医からの説明・脳神経外科専門医からの説明・保健指導)が終わるまで、3〜4時間ほどみていただいています。
(回答:岡山旭東病院)
Q:人間ドックを受けた方がよい年齢は? またどのくらいの間隔で受ければいいですか?
 特に年齢との関係はありませんが、胃カメラ検査などは35歳を過ぎたら一度、受けられることをおすすめします。また、1年に1回のご受診が理想的です。
(回答:岡山旭東病院)
Q:脳ドックとMR検査の違いは?
 MR検査は脳ドックの1項目にすぎません。脳ドックは血液検査や心電図、動脈硬化検査、頚(けい)動脈エコー検査などを使って、脳の状態だけでなく脳に及ぼす背景や動脈硬化度等を総合的に診断します。
(回答:岡山旭東病院)
Q:脳ドックの検査時間はどれくらいですか?
 脳ドックは来院されてから結果説明が終わるまで3時間程度です。がんドックは食事も付いて、来院されてから結果説明が終わるまで4時間から5時間程度です。
(回答:岡山旭東病院)
Q:脳ドックを受けた方がよい年齢は? またどの程度の間隔で受ければいいですか?
 特に年齢との関係はありません。年1回の受診をおすすめします。45歳以上の方は一度、受けてみてはいかがでしょうか。
(回答:岡山旭東病院)
Q:検査前はサプリメントも服用してはいけませんか?
 健診当日は、朝食同様にサプリメントも服用してはいけません。また、ガムやタバコを口にすると唾液の分泌が活発になり、胃部レントゲン撮影時に飲むバリウムが胃壁に定着しにくくなり写真の写りが低下するため、健診前に口にすることはやめましょう。
(回答:岡山済生会昭和町健康管理センター 保健師 大谷聖子さん)
Q:検査当日、誤って朝食を取ってしまいました。大丈夫でしょうか?
 朝食を取ると血液検査のデータ、胃部レントゲン写真、腹部超音波検査などに影響が出ますので、その日に健診を受けられることはおすすめできません。可能なら健診日程を変更してください。ただし、朝食の時間、内容、量によっては健診が可能な場合もありますので、詳しくは、受診される医療機関に相談をしてみてください。
(回答:岡山済生会昭和町健康管理センター 保健師 大谷聖子さん)
Q:ドックと健康診断、特定健診との違いを教えてください。
 ドックは健康診断の一種で、疾病の予防や早期発見を目的としています。検査項目も多岐にわたり、人間の健康状態を多面的に把握することができます。一方、健康診断は、法律(労働安全衛生法や学校保健法)に基づき、事業所や学校が従業員や学生に対して実施し、就業や就学が可能かどうかを判断する必要最低限の検査項目で行います。
(回答:岡山済生会総合病院 池田修二 健診センター長)
Q:体調に異常を感じていない場合でも、ドックを受けた方が良いですか?
 ドックや健康診断を受けることによって、現在の自分の体の状態を確認すると共に、症状として現れる前の早期に病気を発見することで、より負担の少ない効果的な治療が期待できます。逆に体調に異常を感じていらっしゃるのでしたら、早めにお近くの病院、医院での受診をお勧めします。
(回答:岡山済生会総合病院 池田修二 健診センター長)
Q:特定健診の腹囲の診断基準には異論もあるそうですが、必要なのでしょうか?
 腹囲基準(男性85センチ以上、女性90センチ以上)は2005年、日本肥満学会などが定めました。この基準は万国共通ではありません。米国では腹囲を必須条件としておらず、国や地域によって異なる基準が併存しています。日本の基準は男性に厳しく、女性に緩すぎるとの意見もあります。
 国際糖尿病連合などは09年10月、「腹囲を必須条件としない」との統一基準を決めました。厚生労働省研究班の調査では、腹囲が大きくなるほど心筋梗塞や脳梗塞の発症危険性は増すものの、特定の腹囲での線引きは困難と結論づけており、基準値の信ぴょう性に疑問があるのも事実です。
 ただ基準値にかかわらず、内臓脂肪の放置が危険であることに変わりはありません。蓄積した内臓脂肪が糖代謝異常や脂質異常症、高血圧などを引き起こすという考え方には合理性があります。基準値を一つの目安として、患者や受診者が自分で判断できるのも大きなメリットでしょう。
 厚生労働省研究班も10年4月、発症リスクの予測やメタボリック症候群以外との区別のため、「腹囲測定は必要だ」とする研究結果をまとめています。
(回答:心臓病センター榊原病院 岡﨑悟 院長)
Q:常服薬があるのですが、人間ドックや健康診断の検査前に服用しない方が良いものもありますか。
 絶食の検査がある場合、血糖降下薬などは服用できません。また降圧薬などは時間を考慮して服用していただく場合もあります。主治医にご相談の後、各施設に事前にご相談ください。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:オプションはたくさんつけるべき?
 オプションをたくさんつけるとより詳しい検査ができます。しかし費用も時間も増えていきますのでご自分の目的に合ったオプションを追加されるとよいでしょう。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:胃カメラとバリウム検査はどちらがいい?
 胃の内部を詳細に観察するという点においては胃カメラの方が優れているといえます。また疑わしい病変があった場合、生検といって直接組織を採り、診断することも可能です。飲み込む時が苦しいといわれていますが、最近では経鼻内視鏡もあり挿入の苦痛は軽減されています。
 一方バリウム検査は胃カメラより楽と思われているようですが、容器に入ったバリウムを飲んだ後、検査台の上で体位変換(回転など)をする必要があり、体位保持が難しい方にはお勧めしません。また誤嚥(気管の方へバリウムが行くこと)を起こしやすい方や検査後のバリウムが排出しにくい方もおられますので注意が必要です。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:腫瘍マーカーはどこまで正確ですか?
 一般にがんから産生される特殊な物質を腫瘍マーカーと呼んでいます。ただし、良性の疾患でも腫瘍マーカーが高値になることもあります。また早期がんの場合腫瘍マーカーが異常値にならないこともあります。ですからがんの診断において腫瘍マーカーは他の検査と合わせて総合的に判断することが重要です。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:検査で異常が見つかった場合、どうすればよいでしょうか。
 人間ドックでは生活習慣病やがんなどの早期発見のために少しの検査異常でも拾い上げています。そのため、直ぐに病気と結びつかないこともありますが、要精査や要治療を指示された場合は早急に専門医を受診してご相談ください。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:マンモグラフィーと乳房超音波検査の違いを教えてください。
 マンモグラフィーはX線を用いたレントゲン検査です。一方超音波検査は超音波をあて、はね返ってくる反射波を画像化した検査です。それぞれ診断能に長所、短所があるので組み合わせて検査するのがベストです(特に40−50代)。先に述べたようにマンモグラフィーはX線を用いた検査ですので妊娠中またはその可能性がある時は検査できません。また30才代の乳腺は脂肪が少なくマンモグラフィーでは乳がんが発見されにくいとも言われています。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:何歳から、あるいは何歳まで、婦人科健診を受ける必要がありますか?
 特に制限はありませんが、個々にご相談ください。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:授乳中なのですが、乳がん検査は受けられますか?
 授乳中は乳腺が発達しており視触診、マンモグラフィーとも診断しにくいと思われますので無理に検診を受ける必要はないと思われます。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:生理になってしまった場合、健診は受けられますか?
 血液検査、胸部・胃部レントゲン検査などは可能です。しかし生理の場合婦人科検診はできません。検尿検便検査など項目によっては生理による影響が出るものがありますので注意が必要です。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:婦人科検診で女性医師を希望することはできますか?
 施設によると思います。各施設に事前にご相談ください。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)
Q:PET/CT検査による被ばくが気になります。
 検査に使用する薬(FDG)の放射能による被ばくと、CT検査による被ばくがあります。
 FDGによる被ばくは通常の全身CT検査のおよそ1/5〜1/10程度です。PET検査と同時にCT検査も行うPET/CT検査の場合には、CT検査による被ばくが加わりますが、当センターの例では、検査全体の被ばくは通常のCT検査と同程度で、身体に放射線障害が起きることはありません。
 また、PET検査に使用するFDGの放射能の半減期は約2時間であるため、2時間ごとに半分に減少し、8時間も経てば体内からほぼなくなり、翌日以降に影響が残ることはありませんので、安心して検査をお受け下さい。ただし検査当日は、乳児や妊婦にはなるべく接触しないよう配慮が必要です。
(回答:倉敷中央病院 菊辻徹 総合保健管理センター長)
Q:検査直前の断酒は無意味でしょうか?
 健診の目的は日頃の健康状態を知ることですから、普段どおりの生活で検査を受けていただくことをおすすめします。断酒の目的が、検査データを良くみせることなら無意味と言わざるを得ません。とは言っても飲酒の影響が気になることもあると思います。AST(GOT), ALT(GPT), γGTPなどの肝機能検査や中性脂肪(TG)などの値が高値で飲酒の影響が考えられる場合は、短くても1〜2ヶ月間の節酒〜禁酒後の再検査をおすすめしています。
(回答:倉敷中央病院 菊辻徹 総合保健管理センター長)
Q:妊娠中(疑い)ですが、健診は受けられますか?
 健診の中にはX線を用いたレントゲン検査もあり、これらは妊娠中は禁忌です。それ以外の検査でも妊娠による影響で不正確になる場合もあり受診は推奨されません。
(回答:川崎医科大学附属病院 高尾俊弘 健康診断センター長)

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