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第2回 岡山済生会総合病院 術中病理診断 能勢聡一郎主任医長 「早く正確に」基本

能勢聡一郎主任医長

 がん手術で取り残しがあると再発する。切除範囲は適切か、を確認する術中病理診断が大きな役割を果たす。担当は中央検査科病理部門。医師2人、技師5人が年間2万5000件の組織・細胞診断を行う。9割ががん検査で、最近増えている術中病理診断は約1400件。

 術中病理診断はがん病巣に接する切断面を調べる。24年の経験を持つ中央検査科の能勢主任医長は「手術の最中の検査なので早く正確にが基本」と話す。このおかげで乳がんの乳房が温存されたり、胃の機能が残されるケースがある。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年01月29日 更新)

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