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小児医療などの3人山内逸郎賞 岡山で表彰式

表彰状などを受け取る山内逸郎記念賞の受賞者

 母乳育児や小児の難病治療、新生児医療の向上に貢献した医療関係者をたたえる「山内逸郎記念賞」の第15回表彰式が7日、岡山市内で開かれ、3人に表彰状と助成金が贈られた。

 受賞者は、県内の小児医療をリードしてきた倉敷中央病院(倉敷市美和)の田中陸男参与、遺伝性疾患の研究成果を生かし実績を挙げた岡山赤十字病院(岡山市北区青江)の楢原幸二・小児科部長、母乳育児の推進に貢献した三宅医院(同南区大福)の神津トミ子・育児支援室長。

 式では、新生児医療の先駆者として活躍した故山内逸郎氏(元国立岡山病院名誉院長)の長男・眞氏が表彰状などを贈呈。受賞者を代表して楢原部長が「大変、光栄。山内先生の遺志である、子どもに優しい医療をこれからも続けるとともに、後進にも伝えていきたい」と謝辞を述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年06月08日 更新)

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