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救命に力尽くす松岡賞受賞祝う 岡山で松田氏

松岡良明賞の受賞祝賀会

 がん撲滅に貢献した個人、団体を顕彰する山陽新聞社会事業団の第14回「松岡良明賞」に輝いた松田病院理事長・院長の松田忠和氏(61)=倉敷市鶴形=の受賞祝賀会が27日、岡山市内のホテルで開かれた。

 医療関係者や知人ら45人が出席。同事業団理事長の越宗孝昌山陽新聞社社長が「卓越した肝臓がんの治療実績に加え、医療にかける素晴らしい姿勢から選ばせていただいた。今後も地域医療の発展に頑張っていただきたい」と祝辞。松田氏は「多くの人に支えられてきたことに感謝する。もう10年間は技術に磨きをかけ、救命に力を尽くしたい」と謝辞を述べた。

 松田氏は岡山大第1外科出身で肝臓がん治療のエキスパート。院長としても同病院を肝臓がんの専門病院に育てた。

 同賞は、山陽新聞社の故松岡良明元社長の遺族からの寄付を基に同事業団が設けた「松岡良明基金」による表彰。県健康づくり財団が選考し、同事業団が決定。がん征圧月間(9月)に贈呈式を行っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年09月28日 更新)

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